葬儀屋を選ぶときに何を基準にしたらいいのか、
どう選ぶべきなのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
葬儀は何度も行えるものではありませんし「良いお葬式だった」と
後悔のないものにしたいと考えるもの。
葬儀業者選びの注意点についても、紹介していきます。
葬儀屋の選び方
葬儀はいつも急なものです。大切な家族が亡くなり気持ちに
余裕がなくても喪主としての勤めを果たさなくてはいけなくなります。
ただ、亡くなった知らせを受けるとすぐに葬儀屋を見つけなくてはならず、
半数の人は3時間以内に決定しています。
これは遺体を搬送するのに葬儀社に依頼するケースが多く、
病院にそのままに安置しておくことができないためです。
早めにご遺体を霊安室などに移動させるため、葬儀屋決めが早急に必要になります。
喪主にとっても葬儀屋をどこにするのかはとても大切なことです。
そもそも葬儀業者は明確な決まりがあるわけではありません。
公的な資格も必要なく、許可や認可などの届け出もありません。
そのため、誰でも「葬儀屋」と名乗り営業ができてしまいます。
葬儀屋といっても具体的な内容やサービス、費用面は一律ではありません。
だからこそ、どこの葬儀屋にするのか、しっかりと選ぶ必要があります。
葬儀屋にも、葬儀を専門にしている業者もあれば、冠婚葬祭の全般を担っている業者、
まったく関係のない異業種の事業者が葬儀屋を行っていることもあります。
他にも地域ごとにある共済でも葬儀を行うなど、さまざまな場所で見かけます。
地域に根づいている街の葬儀屋なのか、全国チェーンの葬儀屋なのかによっても違います。
葬儀屋を選ぶときの2つのポイント
葬儀社を選ぶとき、何をポイントにしたらいいのでしょうか。
スタッフの対応
葬儀業者といってもたくさんありますし、スタッフの対応はとても重要です。
ただ作業的に淡々と進めるような葬儀屋もいます。
最初から提案するのではなく、喪主に選択権を示してくれるような
親身な対応をしてくれる葬儀屋を選びましょう。
予算的なこと、どんな流れにしたいのか、オプションはどうするのかなど
希望をよく聞き、その内容に沿った提案をしてくれると安心できますね。
また、直葬などの簡易的な葬儀に対しても丁寧に対応してくれる
スタッフかどうかも選ぶときのポイントにしてください。
葬儀屋は葬儀の大きさでお客様を判断するようなところでは、安心して葬儀ができません。
見積もりが明確でわかりやすい
葬儀はどうしてもお金の問題も出てきてしまいます。
事前にはっきりとした見積書を提示して、なんの費用が含まれているのかを
詳しく説明してくれる業者を選びましょう。
葬儀のなかにはセットになっているものもありますが、
個々の単価を説明してくれるなど丁寧な対応をしてくれる葬儀屋選びが大切です。
お金に関することで確認がおろそかになっていると、
葬儀のあとに追加料金がかかってしまったり、
大きなトラブルに発展することもあります。
店舗を持っていて長年営業している葬儀屋がおすすめです。
また支払期日も近々ではなく余裕があるとしっかりと
配慮してくれているのが伝わります。
契約を急かしたり、押しの強い葬儀屋は信用できません。
まとめ
葬儀屋をどこにするのかは、大きな問題になってきます。
故人が生前に希望の葬儀屋と契約しているケースもありますので、
事前に手続きをしていないかどうかも確認しておきましょう。
同じ値段でも含まれている内容が異なるケースもありますし、
サービスの質がいまいちな葬儀屋もいます。
事前に口コミがわかれば調べておくとよりわかりやすいかもしれません。
どこの葬儀業者にするのかによって、あとで後悔することのないようにしてください。